You must be 21 years of age or older to visit this site
Tenryo Shuzo
Location
In 1680, the Tenryo Brewery was established in the charming landlocked mountainside of the Hida District by Hino nomadic merchants originally hailing from Shiga Prefecture.
With a focused commitment to quality over quantity, the brewery’s production is focused on brewing pure rice sake utilizing the local bounty known as Hidahomare rice. The current Master Brewer began the journey into sake brewing at the age of 21 and now 20 years later taking over the reigns from the famed Tenryo Master Brewer Watanabe. Committed to crafting deeper and better sake year over year, one mash, one tank at a time.
近江日野(現在の滋賀県日野市)上野田(コウズケダ)にて家を興す。蒲生氏郷公の家臣として近江地方で地盤を築き、日野屋佐兵衛と称し江戸時代の初め頃(1680年と伝えられています)から江州日野から本州一円を巡って行商をしていました。その後、飛騨に商いのため出店を構え、飛騨の人情の細やかさ、自然の美しさ、風俗の麗しさに魅かれて、この地に住み着き、物品販売のかたわら日本酒造りを行いはじめました。 酒屋業は家業として長い歴史があり、これからも連綿と続けていかなければならないと考えています。継続するために必要な要件がオーナーの考えによっていろいろあります。 たとえば、出荷数量至上主義であり品質至上主義であったりします。
現在わが社は、品質を追い求めていますがその切り口もいろいろあり、それは製造方法(純米、本醸造など)であったり原料であったりしています。 日本酒の仕込み 最近は「ひだほまれ」を中心にした原料の良さを強調してきました。現在は原料米全量が高級な酒造好適米となり、ある面では究極の酒造りと言って良いのかもしれません。しかし、酒造りはいろいろな条件によってなされていますのであらゆる条件を最高のものにしていくことはもちろん、真摯な気持ちで取りくむ事が絶対必要であると考えています。 21歳「自分にしか醸せない酒を造りたい」と秘めていた想いを抱えて、この酒造りの世界に飛び込みました。 そして20年の歳月が経ち、私も41歳。 渡邊前杜氏のもと、酒造りに対する想いと技を学びながら、ようやく一人の杜氏として旅立つ時が来ました。しかしながら酒造りを重ねれば重ねるほど、奥深さを感じ、自分の未熟さを痛感しております。 酒造りというのは仕込み1本1本を手造りで行うため、工業製品の規格物のように同一のものを造ることは出来ません。ですから毎年基本に立ち返り、いかに自分の思い描く酒を造れるかを考えていくことが第一だと考えております。日々鍛錬しながら、皆様にご愛飲していただける酒を醸していきたいと思っています。